研究者略歴


金岡保之

Yasuyuki Kanaoka

  • 国立大学法人宮崎大学 地域資源創成学部教授
  • 国立大学法人宮崎大学大学院 地域資源創成学研究科教授
  • 同副学部長(総括)・教育研究評議会評議員
  • 宮崎大学国際連携センター副センター長・グローバル化推進部門長
  • 一般社団法人日本トーゴ友好協会 創設者兼会長


職歴等

 


略歴 / Career

東京大学大学院医学系研究科特任研究員、同志社大学国際教育インスティテュート講師、関西学院大学国際連携機構国際教育・協力センター准教授を経て、現在は宮崎大学地域資源創成学部において、経営戦略論等の科目を担当し「地域の国際化」の研究および宮崎大学国際連携センター副センター長を務める。

また、社会貢献活動としては、神戸家庭裁判所本庁参与員・家事調停委員・司法通訳を経て、現在は宮崎アカデミーロータリークラブ会員や一般社団法人日本トーゴ友好協会創設者兼会長を務める。

 大阪教育大学教育学部数学科を卒業後、大阪府立桜塚高等学校数学科教諭、オーストラリア・クインズランド州立大学での語学留学を経て、トーマスクック・トラベル・オセアニア・シドニー支社、東京支社、大阪支社で勤務した後、ワゴン・リー・ツーリズム・オセアニア大阪支社を設立。その後、1991年に携帯電話代理店業務の目的で、有限会社関西テレホンサービスを創業した。1997年に現在社名を有限会社ウェブデザインと改め、オンラインショップの運営や企業や大学のウェブ制作やコンサルティング業務を行った。

  1998年に「ショッピングモール楽天市場」に出店した当時、「インターネットオークション」がまだ日本に存在せず、(株)楽天と共に日本初のインターネットオークション誕生に貢献した。またインターネットの創成期に、オンラインショップならではのドロップシッピング「受注発注・発送代行の仕組み」や、「海外マーケットへの販売」などの成功事例の経験を持つ。 2007年に、同志社大学大学院ビジネス研究科(MBA)を修了、修士論文のテーマは「京都伝統工芸品の海外向けインターネット・マーケティング~文化を伝えるビジネスモデルの構築に向けて~」。

  2010年、同志社大学大学院総合政策科学研究科 技術・革新的経営専攻 博士後期課程単位取得。その後、東京大学大学院医学系研究科特任研究員として、成年後見制度関連の研究をし、各省庁(厚生労働省、文部科学省、経済産業省)に政策提言を行った。2013年春から、同志社大学国際教育インスティテュート(文部科学省G30プログラム)嘱託講師として留学生対象のビジネス教育(英語授業)を担当した。2013年7月から2015年3月まで、関西学院大学准教授として、文部科学省世界展開力強化事業における、カナダのトロント大学等との連携プログラムで国際教育(英語授業)を担当した。

  現在は、国立大学法人宮崎大学地域資源創成学部で准教授として勤務している。研究テーマは、「地域の国際化」「ICTを活用した地域資源(地域の魅力)の国内外情報発信の仕組み構築」など。

 2018年3月日本初となる大学に拠点を置くロータリークラブである「宮崎アカデミーロータリークラブ」の設立に寄与した。2020年7月から2021年6月まで当クラブの会長職を務める。