昨今、海外からの飛行機での入国する個人旅行者に加えて、日南市油津港には中国・台湾からの大型クルーズ船の来航が急激に増加する(2016年3月から6月だけで10隻予定)。数千人規模のインバウンド旅行者の対応が迫られる中、当地域では早急なインバウンド旅行者受入体制の構築が求められている。
具体的には、日南市を中心に、ボランティアの留学生や日本人学生と現地入りし、市の担当者と打ち合わせをした後、「多言語グルメレポート動画」数種類を作成し現地で活用されている。また、地域の魅力を発信する為の「多言語、食のレポート動画」を作成し、インターネットでグローバルに情報発信するなど外国人旅行者の受け入れサービスを開発し、効果を測定・分析している。(本研究は2016年3月1日の宮崎放送報道「MRTニュースNext」の特集で放送された。)
担当授業「日本事情概論A」の実習として、飫肥での上海からの大型クルーズ船(5千人規模)乗客や乗員に中国語や英語でヒアリング調査を行った。後日、日南市で台湾からの旅行者のための宮崎のグルメレポート「食レポ in 日南」を撮影した。「鈴之屋」の海鮮丼・ウニ丼、「油津カフェ」の九州パンケーキ、「かおる屋」の魚寿司と鍋焼きうどん。
日時:2016年6月11日
場所:宮崎県日南市油津地区、飫肥地区
出演:宮崎大学台湾留学生 リョウ&コウ
制作:宮崎大学地域学部 石束、福島
言語:中国語、台湾語
リポート内容:
■油津 スイーツ
シュークリーム (夢見が丘スイーツファクトリー)
豆腐プリン (湯浅豆腐店)
極上プリン (イーナプリン)
クロワッサン (ふわり)
■飫肥 名産品
厚焼き卵 (おび天本舗)
おび天 (おび天本舗)
魚うどん定食 (ギャラリーこだま)
【油津商店街!】
6/13(月)11時の油津商店街!
商店街だけのためではない、日本の南の端っこの小さなまちが生死をかけてつくりだすこの風景。
朝からたくさんの方がモノを買い、食事をし、経済効果を生んでおります!大学との協働で作ったCM動画も活躍中!
油津商店街の基礎体力がついてきた結果!
まだまだ止まらない、油津商店街!
(木藤氏のFacebook記事より抜粋)
福島三穂子先生と共同研究した「宮崎の食を海外の観光客にアピール:地域と連携した実践的英語教育」(平成27年度宮崎大学地域貢献推進事業)のテーマで、宮崎の「食」を海外観光客にアピールするビデオを作成し情報している。
日時:2016年2月8日
場所:宮崎県日南市『堀川レストランとむら』『ABURATSU COFFEE』
出演:韓 克芬(中国)宮崎大学
リポート内容